タイチークラブの方針。

最近は良い時代になったよね!

ネットで検索すると世界中の武術や格闘技の動画が見れるし、一昔前は秘伝とされてた技術の動画や詳しい説明もある。

まあ、真偽の賛否もあるけどねwww

自分らが子供の頃なんかどこにもそんな詳しい情報がなくて!

インチキ臭い通信教育とかあったっけ(笑)

でも、間違いなく断言できるけど書籍や動画なんかいくら見ても100%身につきません!!

あっ!?

正式に教わっている人間が見るのは別ね!

こればっかはね。

うちの生徒さんなら解ると思うけど、武術は、特に東洋の武術は自己流じゃ絶対無理だし、ネットで調べるにしても、大事なところは感覚的な技術ばかりで文章や映像だけだと、とても解らない!

教える方からしても、人によって右や左に寄ってる人、後傾の人、前傾の人、肩に力が入った人、腰が浮いた人、全部違う。

基礎だけでも人によって直すところは千差万別。

残念ながら出来る人に直接習わないと時間の無駄となる!!

まあ、明治以前の日本人なら見聞きしただけで、ある程度出来る人もいたかもね。

明治以前は一般人も現代人よりは武術的な身体の使い方をしていたみたいだから!

なのでタイチークラブでは稽古は所作の稽古が最初になる。

立ち方、歩き方、動き方。

多分、東洋独特の所作。

日本人が忘れた所作。

それに内家拳独特の身体の使い方が合わさって型の動きとなる。

合わさってって言うより武術の動きに日本古来からの身体運用が含まれてるって言うべきか!!

本当は、実用の技を早く教えて上げたいのだけれど、、、。

いくら地味でも、時間がかかっても、基礎稽古は避けて通れない!!

だけど、昔から連綿と伝わる武芸や武術はそういったもの。

基礎の反復が何年も経つと技になる。

いきなり上級の技を稽古して、もし出来るようになっても付け焼き刃。

大事な部分が欠落した形だけのもの。

決して役にはたたない!!

だからね、タイチークラブでは驚くような技や凄い技は教えないし稽古もしない。

そんなの意味ないから!!

基礎を何年も稽古して、地力をつければね!

何気ない動きが、凄い技に見えるものだよ。

それが本物。

無理に凄そうな技を稽古してはダメ。

逆にね、基礎からの延長の技術を身につけさえすれば、まず周囲で同じ事がで出来る人はいないよ!

何年もかかるからね(笑)

だから、生徒さんにはじっくり稽古して本当に使える技術を身に着けてもらいたいからタイチークラブでは月謝制はとらず参加毎に参加費を支払って貰ってる!

社会人でも通いやすいでしょ!!

長い人生、通える時期は毎週でも通って基礎を深めてもらいたい。

通えない時期は、タイチークラブの門人だと忘れずに仕事なり頑張って貰いたい。

初心者でも大丈夫だから、興味のある人は気軽に見学に来てね!

では。

教える側のモチベーションの話。

口伝でね。

ある先生は、死体になれと言う。

ある、先生は、大木になれと言う。

また、ある先生は、石になれと言う。

結局同じなんさ!

無駄な力を抜く!

でも、それだけじゃなくて自重を最大限に活かせる姿勢をとる。

基礎の立ち方。

これが練れないと、技にならない。

ただ変な格好をしてるだけになる(笑)

タイチークラブでは最近、防御体勢と約束組手稽古を教え始めたんさ。

ちらほら基礎が出来てきた人もいるので、少しづつ実用も考えてね(笑)

どちらも、基礎の立ち方が基本になる!

前者なんか、ただガードしながら立ってるだけに見えるけど、そんなことないから!!

ただ立つだけがめちゃくちゃ難しいんだけど、出来れば身体の使い方の次元が変わるよ٩(^‿^)۶

約束組手も一緒。

受けから攻撃までのどの瞬間も強い形を維持しなきゃならない。

自分も何年もかかって出来たから難しいのは分かってるんだけどね(・_・;

だけど、自分もKさんもそこまで細かく教えて貰えなくて試行錯誤してきたからね。

生徒さんには、なるべく無駄がく最短で上達してもらえるように教えてるつもりだよ!

皆んなの上達が、俺やK師範の楽しみだいね!!

では。

稽古するモチベーションの話。

先月の話なんだけどね。

ウッチーさん太極拳中級合格!!

おめでとー!!

頑張りました(^^)

うちは練習日が少ないからねー!!

大変だと思う(苦笑)

来年から月4練習にする予定なので、皆少しでも早く上達すると良いね!!

実はね。

ウッチーさんも今回の中級合格で太極拳に関しては初めて修行の為の準備ができた状態。

スタートラインなのね!

んで、これからが面白くなるよ(笑)

武術の修行って型稽古がメインなのね。

ウッチーさんは稽古する為の型を一つ覚えたところ!

これからね。

型を練って、重心や起こりのない動き。速さ、強さを一つ一つ身につけていって貰う!!

型には深い世界があるのね!!

あとね。

稽古した分だけしか身につかないのは確かだけど、、、。

仕事や生活に追われてあまり稽古に参加できない人も、それはそれで良いと思う!

そもそも武術の稽古はライフワークとしてやるものだと思う!!

皆、生活や仕事があるし。

そちらが優先するのは当たり前。

自分だってそう!

武術をするのって多分、絵を描いたり本を読んだりすることに似てる気がする!!

少なくとも自分はね!

自分のペースでずーっとずーと稽古してって、動き方や力の使い方、そのうち考え方とかも変わってくるのを楽しんで。

出来ない技が出来るように・・・・ってか、

出来てると思ってた技が今まで出来てなかったって気づく感じかな(笑)

まぁ、楽しいよ!!

自分なんか、発表会とかで演舞する門派だったり、ゲーム形式で試合とかある流派だったら数年で飽きてた自身があるwww。

目標がそういうのじゃなかったから楽しく続けられたのだと思う。

今は生徒さんとかK師範とかもいるしね。

よけい楽しいwww。

読書とかでも、1人で読んでるより、あの本良かったとかこの本良かったとか言える仲間が居たほうがより楽しいでしょ!?

そういう意味ではタイチークラブは良い人達ばかり集まってくれて感謝してる。

でね、ずーっとフルで稽古するのは誰も出来ないけど、マイペースでやっていれば必ず1年や2年は集中して稽古できるタイミングがくるもの!

その時、今まで細々と稽古してきた蓄積が必ず効いてくるよ!!

うちの生徒さんもだけど、

いっぱいいっぱい稽古して技を身に着けても、サラリーマンをやっていたら一生使う機会は無いかもしれない。

でもね、50になっても60になっても身に付いた身体運用や技は残るんさ!

もしかしたら、70、80でもっと技が切れるようになるかも。

うちでやってるのはそんな技なのね!

だから生徒さんが皆、ライフワークとして永く永く続けて、深い技を身につけて欲しいね!

では!

格好って大事!?

うちって元々護身術教室で立ち上げたんだよね。で、身を守る時は普段の格好で動かなけでばならない!てか、普段着で支障なく動けるくらいの小さな動作じゃないと隙きもできるしバランスも崩しやすくなるし、何より遅くなる。なので、K師範とかは稽古の時は普段と変わりない格好でやっている。元々、経験者の集まりでミット打ちや動きの小さな身体の使い方ばっかりやっていた名残でも有るんだけど(笑)自分はね。稽古のときくらい、ある程度身体を動かさなきゃと思っていたので割とウェア的なものを着たりしてる。だって、最近は生徒さんに教えるために見せる基本の練習とか型稽古は身体の使い方を身につけさせるため割と大きな動きをするんさ。まあ、うちの型は立ち幅も狭いし割と実戦の動きと近いんだけど、それでも初学の動きは大きいしさ。格好なんてスーツでも着くるみでも何でも良いんだけどね!服装と上達スピードは関係ないし!・・・着ぐるみは暑いか(笑)あと、見学者が来たときに恥ずかしい!!勿論、生徒さんもそれぞれ自分のスタイルがあるだろうから、今までもこれからも服装は自由なんだけど、最近タイチークラブでロゴ入りのウェアを作ってみたんさ!っても TシャツとかロンTがメインだけどね。とりあえず自分とK師範だけでも稽古の時着るようにする予定。一体感が出てそういうのもよいっしょ!!ロゴもけっこうカッコよく出来たしwwwまとめて発注とかするともう少し安くなるんだけど、まあ需要がないものは仕方ない(泣)うち太極拳とかがメインでしょ!最初困ったよ(笑)太極拳ウェアとかカンフー着だけは絶対嫌だったから!!!格闘技用のラッシュガードとかヨガ用のウェアとかジャージとがいろいろ考えて、、、、。結果、TシャツとロンTに落ちつた(笑)あと、自分が着るとしてギリギリ許容できるくらいの漢服も有るよ。それと、もう少し全体のレベルをあげないとなぁ。目に見えて上達している人もいるんだけどね。教える方にも欲が出る(笑)どんなものを着ていても、しっかりした型ができればカッコよく見える!たとえ未経験者が見ても味わい深く見えるものだよ!では。

中国武術の真実その3。

前にも書いたけど、大陸の文化は鶏を鳳凰と言い蛇を龍と言う文化。

なので正直いろいろな武術の発祥や歴史はわからないが正しい!

仙人を開祖とする門派も多いし、少林寺を元とする門派も多いけど。

まぁ、そんな訳無い!!

物語では昔から少林寺と武当山は有名だったらしく、あやかって自称したり、、、、。

映画の少林寺が有名になって少林系を冠した門派も多かったのでは、、、。

と、思う(笑)

看板はともかく究極の弱肉強食地域の大陸を生き抜く手段として使われたのが、一族の結束だったり金銀だったり科挙(一族の中で頭の良い子供)だったり武術だったりした訳!

タイチークラブが護身術を詠っているのも中国武術に対しての自分のイメージが一番それに近いから。

でも武術は身を守る手段の1つであって昔も今もそれだけじゃ不十分。

状況判断と危険予知能力は鉄板として、現代ならば法律の知識やお金や人脈とかもかな?

皆それぞれの自分の状況を見で頭を柔らかく自分自身で何が必要か考えるのが大事!

太極拳愛好家なので太極拳の歴史を言うと、伝説では仙人の張三豊が少林寺で修行した後、武当山で創始したってなってるけどね。

太極拳は愛好者が多いのである程度調べられてて、400年くらい前に陳家溝の陳家家伝の武術から生まれたってのが通説。

いわゆる陳氏太極拳だね!

もっとも分派の楊氏太極拳が有名になるまでは陳氏拳とか呼ばれていたらしいけど。

陳家溝でね、太極拳が門外不出だったのは本当だと思う。

大陸の状況から言って自分の強力な武器を敵に渡すようなものだからね。

この辺は日本の武術も同じなんだけど、武術ってのは有効であれば有効であるほど財産だからね。

簡単に教えない。

高いお金を払って嘘を教わる人も居たみたい。

特に大陸は騙される方が悪いって文化だし。

日本では逆に技ってより免状や印加が権威になって巻物自体を高値で貰える流派もあったらしいけど。

免状があれば人に教えて食べていけるからwww

あと、師伝だと道理から外れて見た目だけの門派もあるらしい!

もっとも、見た目だけだからって師匠やそのまた師匠が使えないとは限らない。

解ってて嘘を教えているだけかも(笑)

正に玉石混交!

本当のことを教えてもらえなくて、自分の工夫で使える武術に変えた人もいるしね。

日中問わず古流は元々そう言う世界。

騙される方が悪いし、見抜けない方が悪い。

本物に出会えたとしても、師匠が本当のことを教えてくれるくらい信頼得られなかった方が悪い。

運や縁もある。

タイチークラブは安価で本当のことを教えるべきだと思って立ち上げたんだけどね。

自分らでも本物って言える確証はない(笑)

だって嘘ばっかの古流の世界で本物の基準がわからないからwww

でもね、武術なんだから技が使えれば本物だと思う!

当たり前だよね。

そう言う意味ではタイチークラブは大丈夫だから皆安心して入門しな(笑)

まあ、自分自身で判断するしか無い!

しばらくやってみて自分が納得できる部分がなければ偽物か故意に教えてもらっていないかどっちか!!

もしくは教えてもらっているけど”稽古の中で極意は自分で悟れ”的な昔ながらのやり方で、自分が解ってないか!!

でもね、たとえ素人でも、ちゃんと一定期間体験して冷静に判断すれば本物は判ると思う!

きっとね!!(笑)

タイチークラブでは、基礎が足らなくて教えられないことは有るけど基本全部事細かく教えてる!

今いる生徒さんは体験して自分自身でこれが本物だと判断したから来てくれているんだと思う!

もし、本物の武術がやってみたいって人がいたら気軽に遊びにきてね。

では。

中国武術の真実その2。

日本の武術と大陸の武術の差は人。

あちらは武士が居なかったからね!

日本と違い民間で広く行われた。

その1で書いた、何で法治国家の明や清で武術が必要とされたかだけど、、、。

そもそも大陸の国家の見方に誤解がある。

ちょっと、長くなるけど前提から書くね!

まずね。中国は一つの国じゃないのね!

大きな大きな中国大陸という土地に言葉も文字も風習も全然違う民族が何十何百と散らばって住んでいたのね。

しかも一族単位で!(村一個同じ一族とか)

その土地を一般的に天下と言って国境の概念は無い状態!

中国大陸もその外もすべて天下。

天下の中で黄河中下流域を中原と言った。

中原とは天下の中心て意味!

んで、村単位で一つの社会(国)となる、そうすると村同士が戦争をしたりする。

リアル修羅の国です(笑)

陳家溝とかそうやって出来たんだと思う。

きっと陳さん一族は無敵だったんだろうねwww

今でも田舎とかだと村同士(一族同士)が争うと村の男衆で戦争をするって話もある。

まあ、それはガセかもしれないけど(笑)

でも、あっちの人は今でも一族の絆が強い。

そして出身が違うとまったく信用しない!

それは本当。

んで、リアル修羅の国状態がつづくとね。

そのうちね、お金や権力をもつ一族が出てくる。

そうすると人を雇って私兵をつくり、近隣を襲ったりする!

注)お金=金、宝石など。 紙幣は王朝が変わると紙くずになるのであまり信用されていなかった様子。

まあ普通に盗賊(笑)

んで一番お金と兵力を集めた一族が地域の王になる。

そして国が生れる訳だけど、国境の概念も民族の概念もないから、なんたら村のなんたら一族が力をつけて天下をとって一族の何々が王となった。ってなる。

皇帝も一緒。

文献では天命によりってなるけどねww

国民国家じゃないからね。構造は簡単。

王は金持ち、皇帝は一番の金持ち!

軍隊は王や皇帝がポケットマネーで雇った私兵ってなる。

ちなみに軍は足りない分は自分で稼ぐって伝統で、官僚も自分の食い扶持は官位をつかって自分で稼ぐのが当たり前だったらしい。

そして一族の中で出世した者がいれば、その人が一族全員を養う。

人民解放軍のフロント企業がファーウェイだったり、中国共産党で賄賂が蔓延しているのも、共産党幹部の親族が国営企業の要職についていたりするのも実は伝統だからwww

話が逸れた!

んで王や皇帝以外も村単位や地域単位で軍閥や野党がたくさんいるから、実は王や皇帝も面子が潰されたりすると簡単に騒乱になる。

朝鮮討伐失敗とか、北方民族に侵入されて弱腰外交とかね!

騒乱になると中原の外から来た勢力が新しい王朝を立てたり、泥沼の中新しい王朝に取って代わられたり。

中国5000年って言うけど何度も大陸の人口が極端に減ってるし、外からの流入も有るので古代中国人と現在の中国人は別民族って研究者もいる。

漢字を作った殷の人間も全滅したか?すべて姿を消している。

実は殷っていうのは後世でつけられた蔑称で、本当の国の名前は商といったらしい。

彼らは商滅亡後、天下に散って商人となり話し言葉も書き言葉も違う人達と商売するためのツールとして漢字を広めた。

自分たちが中国や香港、台湾へ旅行へ行って漢字で何となくコミュニケーションが取れるのは彼らのお陰だね!

話を戻すと、王や皇帝が統治していたのも高い塀に囲まれた都市とその周辺。

確かに都市の中では法治だったけど、前に書いたように地方の村々では一族独自の法で運営されてたし。

他の広大な国土の殆どは無法地帯。

そもそも際限なく土地が広い上に人口は疎ら、法治は無理!

そんな中で民間で中国武術は発展してきた。

次回に中国武術について書くね!

では。

中国武術の真実その1。

思えば武術を習い始めた頃は、いろいろ誤解してたなぁ、、、。

当時の兄弟弟子も多かれ少なかれそうだったと思う。

例えばブルース・リーのファンだった奴は稽古体型に疑問を持ちながらやってたし。

これ強くなれるの?って(彼は空手もやっていた)

テレビや映画の影響で何か魔法のような必殺技が有ると思ってるやつも多かったと思う(笑)

ネットも無かったしね。

今は、いろいろ情報がとれて自分にあった趣味や興味の有るものが選べるからいいよね!!

でも、やっぱり武術の稽古に関しては当時の自分らと一緒で今も一般には理解されないと感じる。

日本人は(多分大陸もかな?)身体の使い方が明治以降変わったと言われてる。

歩き方や走り方、動き方が西洋式になった。

能とバレエを比べればよく分かる。

あそこまで極端じゃなくもコンセプトが全然違う!!

自分たちのベースが変わってしまっているから映像で見ても文章で説明されても理解できるわけがない。

武術は東洋的な身体運用で成り立っているから!!

江戸時代の人間であれば感覚的にすぐ理解できるかもだけどね!!

ちなみにどっちが優れているか問うのもナンセンス。

条件や状況によって変わるから。

一長一短。短所と長所は変化する。陰陽だね(笑)

でも、その辺が理解できないとブルース・リー好きの彼の様に”こんなの使えるの”ってなる。

使う場所と戦略が違うだけ。

だから身体の使い方も変わってくる。

中国武術についての誤解もある。

自分もこんな事やっているから気になっていろいろ調べて見たりする(笑)

昔の名人の逸話で一撃で相手を殺して牢に入った人の話がある。

牢を出たところでまた狙われて返り討ちにしたって話だけど。

また、宮本武蔵じゃないけど生涯何十人もと戦って無敗の人。

この人も何人も打ち殺している。

当時から中国は法治国家じゃ?

何故、打ち殺した話が多く有るの?

中国には日本の何倍も武術が必要とされ発展してきた背景がある。

そのへんが解ると、どういう目的と戦略で武術が成り立っているか解る。

次回から説明するよ!

では。

太極図の話。

太極図ってあるでしょ?

陰陽を描いたものだけど!

大陸の武術は大体、陰陽五行説に当てはめて術理が説明されているんさ。

陰陽五行説ってのは春秋戦国時代に陰陽説と五行説が合わさってできた理論で、東洋医学や古代天体学(易)なんかの元になってる。

風水や方位学で使う八卦図なんかも陰陽が元になってるし。

んで、これが割と何でも当てはめる事が出来て(笑)

武術の技や理論にも当てはめてる門派が多い!!

無理やりっぽいのも有るけどwww

例えば太極拳なんかそのまま名乗ってるしね。

直訳すれば「天地宇宙の理論に基づいた武術」ってなる。

まぁ、日本と違って大げさな表現をする文化だからねwww

あと形意拳の基本の五行拳もそれぞれ 木、火、土、金、水 の五行を表してるし。

白鶴拳の五行手もそう。

あと、梅花拳とか梅花蟷螂とか梅花なんたらってのは、だいたい五行を模してる。

梅の花って5枚らしいからね!

でも、陰陽五行説はどうか解からないけど、太極拳や八卦掌、形意拳(ウチの門派ね。他は未確認)に関して言えば(今の学問視点で)力学や解剖学、心理学さまざまのな要素が盛り込まれて基本功や套路(型)が作られてる。

自然界の法則に基づいた武術ってところかな。

正直ね!

訳が解らず稽古して、出来るようになってから初めて頭で理解出来て、レベルが上って套路(型)の使い方を検証すると「これ、凄い使えるじゃん」てのがゴロゴロでてくる。

10年経てば同じ技が全然違く見えるかも(笑)

個人的には太極を冠する深さは十分有ると思う!!

30年ではまったく底は見えんwww

昔の人もそうだったのか解からないけど、自分もK師範も技や使い方を捉える時、陰陽で考える事がある。

結構万能なんだよね。日常生活で起こったことにも当てはめれる。

しっくりくるし、なんとなく自分の考え違いが解るんさ!

物事の何が陰で何が陽か考えてみるのも楽しいよ。皆さんもやってみて。

コツとしては陰陽は決して対立するものではなくて共生するものと捉える。

決して混じわらないけど、両方ないと成立しないコインの裏表がくるくる回ってるイメージ。

例えばね。

事故にあったり、泥棒やリストラにあったりしてもよーく考えればプラス面は必ず有るもの。

マイナス面だけ見ないでプラス・マイナス両方を冷静に見る。

そうすると、自分が次ぎにやるべきことのヒントが見えたりするよ!

では。

新しいクラスの開催。

2011年の夏にタイチークラブを立ち上げてもう少しで8年になるなぁ。生徒を募集して教室の体制をとって3年ぐらいかな?つっても、今までは自分らにとって趣味の延長的な要素が強かったんだけどね(笑)今が準備期間でさ。来年から本格的に教室として運営していく予定なので昨日共同運営者のK師範と打ち合わせしたのね。結果を言うと、うちの生徒さんは想像つくと思う(笑)!!!・・・・不毛(笑)いや、ほぼ一任された。でも、彼もやりたいことが有るみたいで幾つかアイデアが出たよ!!まあね、稽古日は増えるんだけど急に難しいこと教えても身につかないからね。しばらくは、基礎練を中心とした今のカリキュラムを続ける予定。今の生徒さんは、ほとんど始めて1年以内だからね。やっぱり基礎と自分で稽古が出来るように型(套路)を覚えるのが先かな!稽古日が増えれば、人によっては毎回参加できたり、家で稽古できたりするだろうからポツリポツリ先に進める人も出てくると思う。そうしたら、その人の特性や練度を見て次の段階を教えていく予定。唯一、ウッチーさんは少し長いので来年ぐらいには初心者を教えるのを手伝ってもらえないかと上級者の大ちゃんに頼んで特訓中。大ちゃんはタイチークラブが立ち上がる前から直接K師範に師事してて、もう10年くらいのやってる上級者だから安心。あとね。普段のカリキュラム以外の稽古も、たま~にクラスを開催する予定。半棒術(武器術)、柔(古流柔術)、ナイフディフェンス、護身術とかね。でも、参加制限はするよ!基礎の身体の使い方の延長なので、基礎が出来ていない人に教えても身につかないから。それと、座学も考えてる。中央公民館は教室も借りられるので。こっちは参加制限無しで。メインの講師はK師範かな!昨日その辺聞いたら、気功とかの講習をやるって言ってた!!あ、怪しいやつじゃなくてヨガ的な(笑)「改善したい内蔵にあった部位の経絡を伸ばして気功(息を吐く)をやるやつ」って言ってた。あとは、急所の位置とか、武術の呼吸と気功の呼吸とかね。K師範は東洋医学関係の仕事だからプロだし、資格も持ってるからちゃんとした講習だよ。でも、呼吸法の講義ぐらいは自分がやろうかな。やることなくなっちゃうんで(笑)それと、特別クラス。練度が十分な上級者がいれば開催。これは一定レベルの人にひじょうーに難しい技(笑)、でも使える技、ちょっと特別な技なんかを教える予定。他で習えないやつなので、少しだけ料金設定を高くするけど。まだまだまだ何年も開催できないかなぁ!?皆、先は長いよ!!頑張ろ!笑笑でも、普段のクラスでも十分使えるようになるから大丈夫。そうそう、試しに7月24日に中央公民館1Fの視聴覚室で第1回タイチークラブミーティングを開催するよ!!武術関係の動画を見て。時間が余ればK師範にちょっと講義をしてもらいます。詳しい内容はあえて言いませんが(笑)メンバーのみ参加!!(家族はOK)本当は、普段の稽古を淡々と続けるのが一番大事なのね!!でも、好きで始めても1人だとよっぽどの変人でもなければ何年も続かない。自分も兄弟弟子にK師範とかいて結局楽しかったから続いて。気がついたら身についてって感じなのね!勿論、一人ひとりちゃんと見て考えて指導するけど、皆がモチベーションを上げて楽しんで続けてもらいたいから稽古以外も飲み会や食事会や講習会を開催していくつもり。当然、各自自由参加!!興味があることしか楽しくないからねwwwでは!

身体の古武術的使い方。

今日は肌寒いなぁ。

梅雨入りしたみたい。

6月5日の稽古日は若干若干蒸し暑い中、体験参加者が2名来てくれました(^^)

最近、問合せが多いのでありがたい!!

今回は男性2人。

30代半ばの方と、年齢聞き忘れたのだけど多分自分より先輩の方。

ほぼ通常のタイチークラブの稽古を体験してもらいました。

全然ハードではないのだけれど慣れないと足がつらいかなぁ(笑)

ほぼほぼ、中腰だしね!

写真は先輩の体験者と生徒さんが組み稽古中、K師範が教えてるの図。

生徒さんが大きいので体験者さん見えないけどね(笑)

これ型稽古をやった後、組みでやる稽古で凄く重要な稽古!!

自分の重心、姿勢、脱力(無駄な力が抜けているか?)の修正の他に相手の重心位置や姿勢の崩れを感じる稽古にもなってる。

防御の基本でもあり、攻撃の当たりの稽古でもある!!

慣れてくると見ただけで相手の重心位置がわかるよ!

伝えたいのは、人間の身体は使い方次第で全然出る力が違うってこと。

結局は建造物と一緒で骨と関節周りの筋で身体を支えてる。

当然まとまった方が強いしブレが無いから速いのね。

積み木でもバランスが悪いとすぐ崩れるでしょ!!

口伝で昔は「屍体になれ」って言われてたらしいwww

力を抜けってことだけどね!

上手く言えないけど力むと身体はまとまらないんさね。

簡単に言うと本当に高い精度で重心を真ん中にして立つのが基本。

関節の向きが肝。

日本舞踊なんかのイメージかな?

能とかもだけどあれがちゃんと出来ると強いんさ。

使い方を知ってれば凄い力が出せる!!

身体の使い方を稽古するだけだよ!!

運動神経とか関係ないから!!

心からみなさんに体験してもらいたいと思う!

一生付き合っていく身体だからね。

もっと上手く使える様になれば世界が変わるよ!

本当に。

まあ、残念ながら簡単じゃないんだけどねwww。

でも、簡単に誰でも出来る事が出来ても面白くないでしょ?

コツコツ楽しんで出来る人を待ってます。

2019年限定で体験も始めたので気になった人は気楽に来てみてね(笑)

では。