太極拳の呼吸と気功の呼吸は表裏一体です。
リラックスしてゆっくり吐く気功法の呼吸を速く強く行うと爆発呼吸となり武術の呼吸となります。
太極拳の呼吸と気功の呼吸は表裏一体です。
リラックスしてゆっくり吐く気功法の呼吸を速く強く行うと爆発呼吸となり武術の呼吸となります。
金ちゃんが掌打の練習方法をレクチャー!
あくまで上半身の使い方の稽古です。
本来は足からの力を手に伝える必要があります。
太極拳も八卦掌も形意拳もただの入れ物です。
戦うのは自分。
中身が大事です。
武術は弱い人が強い人に対応するためのものだと思う。
ある意味、道具でありライフスタイルであり、哲学でもあるかな。
長い人生楽しんで稽古していきたいね。
このブログだけど、最近タイチークラブのPRを書いていないので、たまにはタイチークラブPRのブログを書こうかな!
まずね、タイチークラブでメインで教えている武術は太極拳と八卦掌になります。
入門者が戸惑うのが、太極拳。
太極拳といっても戦前に作られた古式(伝統太極拳)になります。
伝統太極拳は一般に5大門派が有名だけど、実はその他にも分派して伝統太極拳と呼ばれるものは沢山ある。
タイチークラブでは、そのうちの一派の太極拳を稽古しているよ。
それに対して、今世界中で1番多く愛好者がいる太極拳が、制定拳とういう。
制定拳は戦後、中国共産党が競技として広めた武術太極拳の套路の事。
基本の稽古を重視する伝統派に対して、型(套路)の綺麗さを審査員が点数を付けて競う競技で武術というより舞や体操競技に近いものだね。
一般的に武術太極拳と言われるけど太極拳以外の武術も種目として含まれるよ。
南拳、長拳、各武器それぞれ決まった套路(制定拳)がある。
太極拳としては、共産党が健康増進の為の体操として広めた簡化24式太極拳(おじいさん、おばあさんが公園でやってる太極拳)の他、48式、88式なんかがある。
武術なんだか体操なんだか、非常に分かりづらいんだよね。
しかも伝統派も、套路しか稽古しないところも多いから余計に訳がわからなくなる。笑
伝統的な武術の套路や基本功は非常に良く出来ていて、現実をちゃんと見てカリキュラムを組んで稽古すればとても優秀な体術になる。
伝統太極拳と言えど、稽古の為の稽古をし続ければ武術太極拳と変わらないよ。
でも、格闘技とも実は違う。
昔、空手出身の生徒さんに「スパーリングとかやんないんですか?」って聞かれた事がある。
正直、若い頃少しやったけど今は必要ないと思っている。
まあ、遊び程度には良いかもね。
皆んな、間違っているけど武術と格闘技は似て非なるもの。
もし、自分が若くて格闘技の試合に出るならその競技の練習を必死にするから笑。
その中で、使える武術の技で相手が知らない技を使うかな笑
F1の車は物凄い軽くて高性能でサーキットでは一番速いでしょ?
でも、あんな物普段の生活で乗れないよね。
荷物積めないし段差が有れば走れないし。
武術はね、大陸では一般の人達の中で受け継がれた物なんさ。
戦場でも使われたけれど、生活の中でもとても役に立った。
競技みたいにトレーニングに時間と労力を使わないのも長所。
ある程度習得すれば生活自体が稽古になる。
古武術の身体の使い方、考え方、心の在り方。
稽古して楽しいだけじゃなく、護身に有用なだけじゃなく様々な恩恵がある。
お陰様でうちは雰囲気も良いし、生徒さん皆んな楽しそうに稽古している。
もし、やってみたいと思う人がいたら気楽に参加して欲しいな。
その為に正式な入門は初参加後半年後になっているよ。
では。
8月は長い夏休みをもらったけど、 9月からたくさんの生徒さんに参加してもらい無事に再開することができたよ。 感謝感謝!
今回はね通常の基礎稽古、形稽古、対人稽古の後に少しだけナイフディフェンスの練習をしたよ。
コロナ騒ぎで世界中凄いことになってるからね !
まあ、 今海外に行く人はいないだろうけど(笑)
でも、国内でもちらほら殺傷事件が起こってるし、 GDPのマイナスが戦後最大らしいからね。
来年、再来年、治安が悪くなったり犯罪が増える可能性もあるし、 うちの生徒さんにはせっかく通ってきてもらってるんだから備えてもらいたい。
一度、シチュエーションを想定しておくだけでも全然違うからね!
少しずつ、 護身も意識してもらいたいと思う。
で、 まず逃げる稽古をしたよ。
正直、身体の使い方の練度を上げるには何年もかかるからね!
生徒さんにはその稽古をしてもらってるわけだけど、さすがに簡単には身につかない!
なので、今回は居つかない事を意識して八卦掌の歩法を使ったエスケープ挑戦してもらいました。
今回はナイフを持った暴漢に襲われたという想定だけど、それだけじゃなくて事故や窃盗や痴漢その他の犯罪トラブルに会った時に、居つかない事はとても大事。
居つかず動けて、さらにバランスを崩さず流れるように動ければなおベター!
ちなみに動かない事が有効な時に動かないのは居つくって事ではないよ !
動くべきときに動きが止まるのがNG。
これは逃げる時だけでなく、戦う時も一緒!
ではどうすれば居つかずに動けるのか?
ここからは時間がなくて稽古の時にも話していないんだけど !
一番大事なのは、感じる事、察する事、予知する事。
武術の世界で言う聴勁ってやつだね。
一般的に「相手の動きや力の流れを察知する」事なんだけど。
それだけではなく、周りの状況や 自分の状態、今後の動きを察知、予知する 意味もある。
今回のシチュエーションでは、刃物を隠して立っている人に通行人が襲われるって、想定だけど、リアルだとまず怪しい人が道路に立っていると察する必要がある。
近づくにつれて、刃物を持っている可能性があると予知して、周囲の状況を確認してどちらに逃げるか頭の中でシュミレーションをする。
明らかにあやしければ、道を変えるなりの対応が必要だし、 そうでなくても備えてなければどんな達人でも対応できない。
戦いでもそう。 どんなに強い力を持っていても 決まったルールがない以上、何も考えず何も感じられない馬鹿では勝てないし生き残れない。
逃げるのも戦うのも理屈は一緒。
ただ逃げる方が、何十倍も助かる可能性が上がるから、逃げる稽古からしている。
武術は急所を狙う。
目や金的、人間の弱いところに弱い角度で 狙うようにできている。
非力な人が大きい人に勝つ一番効率的な方法(武器を使うのは除くけど)
そのための技や知識を見つけてしまえば、もしかしたら男性より女性の方が対人では強いかもね!!
だって、戦うために技や知識と同じくらい必要な、状況把握能力や察する力、感じる力が脳の構造上、女性の方が格段に高いから。
どちらにしろ、武術をやっていけば卓越した身体運用と技、知識だけじゃなく、周りを見る力や感情に左右されない心も少しずつ身についていく。
生き残る為に、必要だった武術の一部、心、技、体の心の部分だけど、現代でも護身やリスク管理、生活の中で必ず役に立つ。
長い人生、身体が衰えてきても裏切らず、自分自身を守ってくれるタイチークラブの武術をみんなにオススメしたいね!(笑)
では。
久しぶりの投稿。
世の中凄いことになってるね!!
タイチークラブの稽古も、生徒さん少なめで実施しています。
高崎の中央公民館でやっているんだけど、もうね、、、。
他の教室はガラガラ!!
いつまで続くんだろ!?
そんな中、5人の生徒さんの検定を行いました!
八卦掌2名
太極拳1名
両方受けた人が2名
結果は3名合格(そのうち2名は太極拳と八卦掌のダブルで合格)
今回残念だった人も含めて、皆んな頑張りました!
テストは型を覚えたかって検定なのね。
んで何故、型を覚えさせるかって事なんだけどね。
勿論、型は凄いものだし、叡智の結晶だと思うんだけどね、、、。
型が出来なくても武術を身につけることは可能なんさ。
型をやらない流派もたくさんあるし。
(まぁ、それでも何処も基本の動きはあると思うけど)
てか、型を覚えても動きを覚えただけだと武術の修行としては全く意味をなさない!
残念ながら、今回合格した生徒さんも、まだまだ意味をなさない動きを覚えただけって事になる。
じゃあ何故型を覚えなきゃならないかと言うと、武術の修行をするのに便利だから。
習字の練習で、赤墨で書いた下書きをなぞるってなかったっけ?
確か、ペン字はそんなのがあったと思う(笑)
それが型。
動きは稽古するためのお題で、決まった文字の中でハネやトメ、全体のバランスなんかを自分のイメージの中にある赤墨に合わせていくのが型稽古なんだよね!
だから無意味な様でも、お題となる型を先に覚えるのと、覚えないで直に武術の動きを稽古するのとでは、後から差がつく。
それに、ある程度、形稽古が出来る様になると今回みたいな時に稽古に来ないでも自分で稽古ができる。
動き方の稽古が一人稽古で出来るのは大きいよ!!
なので、まず型を覚えるのを最初にしてもらえる様に等級を組んでいる。
ある程度、原理原則が理解できて、自分自身で姿勢や重心、角度が直せる様になって、ちゃんと型を稽古として行える様になれば一人前。
型を一通り覚えた後は、その辺が課題になります。
先は長い!!
これからが面白いので楽しんでがんばろう!!
では。
2019年の稽古参加率同率首位の2名の生徒さんに贈呈する、タイチークラブのロゴ入りウェアが届いたよ。
今回は、初版のウェアよりロゴ位置を少し上げ、タグっぽくしてみた!
プラス、注文を受けた生徒さんの分、1着。
一緒に買うと送料分安くなるので、ついでに自分の分1着。
計4着!!
実は、ロゴ入り漢服も1着、頼まれて注文中なんだよね!
そっちは、中国の杭州市からの発送だから、少し遅れてる。
これで漢服2名と、クラブのウェア4名になるから、稽古場の雰囲気も少しはかわるかなぁ?
雰囲気とか気分は大事!
どうせ稽古するなら、少しでも気分良く楽しまないともったいないからね!
あっ、それに、うちには和装で参加する女子もいるからね!!!
かなり、それっぽい雰囲気になるかもwww
今年から、月4回の稽古になるからさ。
参加者が少ないときは、古流の柔術とか、柔(逆手術)とかやるのもいいな!
自分も、しばらく稽古してないけど(笑)
日本人だからねっ。
日本の技を一つぐらい出来たほうが良いと思う。
さて、1月15日の稽古で、様子を見て。
同日、又は2月の稽古日に、数名の検定を行います。
今回、予定してない生徒さんも、正式会員に限り順次検定をしてもらおうと考えています。
ただし、こちらも落としたくないので、稽古を見て決めます。
中級検定に合格してからが、本当に型を練る稽古となります。
上級検定に合格してからが、本当の武術の稽古となります。
別に受けなくても、つづけさえすれば、いつかは身につきますが、最短で無駄なく上達出来るように考えたガイドラインです。
生徒の皆さん、頑張ってチャレンジしてください。
では。