最近、太極拳基礎検定に2名、八卦掌基礎検定に1名合格者が出ました!!
嬉しい限り!!
どちらも、上級検定まで順を追って合格していけば、一人前になるって言うか。
後は自分独りで稽古しても上達して行けるレベルになるようにカリキュラムを組んだつもり。
その道標に作った検定制度だけど、順調に歩き出す生徒さんが出てきてくれて嬉しい!!
勿論、太極拳と八卦掌の上級を取っても、そこで卒業って訳じゃなく下地が出来たってだけでそれからが本番(笑)
来年?再来年?3年後?か判らないけど両方の上級合格者が出たら上級クラスの開催を少しづつ始めて、用法、対人、運用、予知、派生技術なんかを教える予定。
正直、上級はちょっと難しい設定だから、中級取っても上級合格まで1年位かかるんじゃないかな。
例えば、今回、太極拳基礎に合格したSくんは、まだ1年未満の経験だけど本当にしっかりした太極拳をする。
相当自分で稽古しているのも見て判るし当人が素直だからか 「悪いところ」を自分で直してきていて最近急に伸びた。
今すぐ中級を受けさせても問題ないだろうし、元々、空手の下地があるからか1年目とは思えない太極拳をするので「上級でも良くない?」ってK師範と冗談で話してたくらい(笑)
それでも、彼に太極拳上級(1人前)をやるには、大前提として腰の座りがイマイチだし、そのせいか重心が定まらない。
足や手の角度や位置もあまい。
上級検定で予め決めたボーダラインをクリアするには、型をやり込んでいることも必要だけど、 站樁功の出来がとても重要!
站樁は本来、出来るまでに時間が掛かるものだからね。
自然と上級検定は難しくなる!!
まあ、上級検定に合格したら初心者に教えて貰うからね。
中途半端で合格はやれない。
次の世代の人に変な癖がついたら可愛そう(笑)
あ、でもね!!
太極拳も八卦掌も基本は站樁功だからね。
上級検定に関しては太極拳合格者は八卦掌上級検定が。
八卦掌合格者は太極拳上級検定が簡単に取れるはず!
どちらか得意な方で稽古すれば、もう片方も勝手に上達するっていうお得な構造になってるよ(笑)
ちなみにね、太極拳と八卦掌の上級検定合格者は、例え仕事や家庭の事情でタイチークラブに通えなくなっても、自力で使えるレベルまで上達できるはず!
そうなるように考えて組んでいる。
まぁ、自力だと時間はかかるし自分でたくさん考えないとだけど。
それでも、たまーにタイチークラブに顔を出して情報を収集すれば短縮出来るよ。
でもね!
古流の人は皆そうだと思うけど、時間をかけて遠回りして、たくさん考えて、型を頼りに技を解析して身につけていく。
自分も、K師範もそうだったし。
タイチークラブの生徒さんは、なるべく無駄なく上達してもらいたいから出来ればなるべく稽古に参加してほしい。
本当に教えたいことは上級検定を合格後にあるんさ。
では!