皆さん毒手って知ってる?
よっぽどのマニアな人しか分からないかなぁ?
朱砂掌とも言うんだけど、ものの本では少林寺の秘術ってことになってる。
マンガにもいっぱい登場してるから男の子なら知ってる人もいるかもwww
ググるとね、
「各種毒草・毒薬・毒虫を配合して入れた瓶を拳で突き、長い年月をかけて徐々にその毒を増強していくことで完成する。 そしてその拳はかすり傷一つ与えるだけでそこから毒が侵入し、やがて相手を死に至らしめるという。」
っとある。
凄いよね、手そのものが毒を帯びてるんだよ。
本当に始祖が少林寺かは解からないけど、毒手の使い手は居たらしい。
彼らは秘薬の毒の配合を秘伝として弟子にも教えなかった。
では何で彼らはそこまで激しい修行をして毒手を手に入れたのか?
だって、そこまでするなら短剣に毒を塗った方がよいでしょ?
もしくは、もっと軽く扱いやすい暗器とか!
(暗器ってのは手裏剣とかふくみ針とか普段隠して所持する武器の総称)
本当のことは解ってないけど通説では、手で打つタイミングで毒針なんかを打ち込む技術だったって話。
あるいは手に隠し持った暗器に毒を塗ったか?
それなら普段毒まみれの手で生活しなくて済むしね(笑)
なーんだって思ったでしょ??
でもね、もし相手に分からない様に毒針を当てるのでも、暗器で傷をつけるのでも、必ず当てる、見えないように当てるにはどれだけ稽古を積まなければダメが・・・。
古い武術はどの流派もその戦闘技術が今に伝わってて、そればかり注目されてるけど、本来は戦略と技がセットで初めて機能すると思う。
それこそが武術なんだよね。
毒手にしたって、普段から恐ろしい武器を手に常備している人間を闇討ちしようとは思わない。
ハッタリや嘘も徹底して漏れない様に管理して成果があれば技になる。
実用的で使える戦略だね。
もちろん逆に技や実力を隠す戦略の門派(流派)も多い。
どんな優れた技も何も考えてなければ宝の持ち腐れだし、逆に大した技じゃなくても戦略がしっかりしていれば、それなりに使える。
当たり前だけど戦略は自分の状況、門派(流派)の技術、自分の練度、相手の情報で変わるし変えないとダメ。
もっと言うと、目的があるだけでルールは無いから何でもアリ。
自分の技を活かすために自分で考えて戦略を変える。
型稽古をしてさ、動きを型にはめ込んで稽古して、使う時は逆で自分で考えて自由にフレキシブルに対応させないとダメなのねwww
で、生活に役に立てるにはだけど、、、、。
その考え方そのもの(笑)
日常生活も、仕事も護身術(自分を守る)のも一緒なのね。
既成概念はいらない、しっかりした実力(基礎)と目的、後は自分で考える(笑)
解りづらいかぁ!!
当たり前って人もいるだろうけど、長く武術を稽古してるとしっかり基礎をつくって自由な発想で出来ることをやるって言う感覚が身についてくる。
感覚なので説明し辛いんだけどね!!
ちなみに、個人の見解なのでね(笑)
気になる人は試しにタイチークラブに来て稽古してみて。
何か感じるかも(笑)
では。