始めた頃の失敗。

練習会を始めた頃は型とか套路とかやらなかった。てか、めんど臭いから型は止めようって約束で始めたのね(笑)経験者だけで立ち上げたからなぁ。型は自分の家で勝手に稽古して来いって感じ。んで、対人練習とかミット打ちとか技の研究とか皆がやりたい事ばっかりしてた。やがて、転勤とか本人の都合とかで4人で始めた練習会も自分とKさんだけになり存続の為に新たに人を入れようってなった。募集して何人か生徒が来ては辞め、来ては辞め。今考えると悪いことした(汗)人に教えるのって難しい!!基礎も型もそこそこに打ったり捌いたり入り身の練習したり、、、。それまでは何年もやってるメンバーで稽古してたから、初心者にも自分らと近いレベルの稽古をしてもらってた。 ちょっと教えれば型とか基本功とか練らなくてもそこそこ出来ると思ってたんだよなぁー。自分らが初心者だったのは遥か昔だから・・・。こちらの練度の意識で説明してたけど、多分言ってる意味が分からなかったろうなぁ。   大失敗。それじゃダメな事に気がついてKさんと2人で今に続くカリキュラムってか、稽古の流れを構築し始めたのが3~4年前。教えられる事、教えたい事をたくさん省いて先まで教えたいのを混乱しないように我慢して。で、つくづく思ったのは伝統的な稽古法は良く出来ているって事。最初、一足飛びにレベルアップさせようと思って稽古内容から削除した型(套路)が特に動きや身体操作を身に着けさせる為に良く考えられている。もちろん動きだけ真似しても意味ないけど(笑)今は基本功と型を中心にしっかり基礎を身に着けてもらい、様子を見て対人練習や技の使い方を少しづつやってもらっている。現在通っている生徒さん達は、みんな毎回ちゃんと上達しているので大丈夫!もっと出来るようになれば俺らの言っている事や感覚が体感できるようになるよ。みんな頑張ろー。